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【サークル活動】コミケサークル参加3回目でなんとなく感じたこと

公開日:2016年1月19日 最終更新日:2017年7月17日

 抽選に通った場合は、毎年冬、コミケにサークル参加しています。2015年末のものも含め、計3回になります。

作った本のテイストが、過去2回と今回では大きく異なるので、その振り返りも含めて、3回めで感じたことを書いていきます。特に、紙媒体とPDFの出具合の差が印象的でした。

1.コミックマーケット83/2.コミックマーケット87/3.コミックマーケット89/まとめ/ツール


1.コミックマーケット83

もえいら1


 この回では、「萌える!(自分で言うなよ…) Illustrator 女神のチュートリアル」を頒布しました。A5、本文一部カラー、36P、頒布価格は300円でした。

 頒布部数32部のうち、20部が出て、通販や取り置きを含めると在庫は4部でした。このときは、PDFを別売りではなく、紙版にダウンロードURLを記載する附録形式でした。

  

 ここで懸念があったのは、立ち読み用に用意したものに記載されているダウンロードURLです。「フルにURLを記載すると、入力する手間が増える」「短縮URLだと、立ち読み用を見て記憶されてしまったらマズい」という、利便性をとるかセキュリティをとるかという選択でした。

 結局、「立ち読み用のURLは塗りつぶしておく」ということにしましたが、万全の状態の書籍をわざわざ減らしてしまうという点で、あまり上策ではなかったと思います。


2.コミックマーケット87

もえいら2


 2回目では、1作目を最新バージョンに対応、ボリュームアップした「萌える!(自分で言うなよ…) Illustrator 女神のチュートリアル2」を頒布しました。A5、本文フルカラー、100P、頒布価格は1,000円でした。

 頒布部数30部のうち、23部が出て、通販や取り置きを含めると在庫は1部(自分の分)でした。このときは、PDFを「ダウンロードカード」の形式で、1枚500円で別売りにしました(印刷費の少なく済むカードにダウンロードPDFという「ほぼ実物」を付加して価値をあげようというハラ)。

  

 結構この試みはうまくいき、コミケで出た分+αで、ダウンロードカードは100部刷って在庫28枚となりました。

 セキュリティと言う面ではその前とほとんど変わりがない、それどころか塗りつぶすこともしていませんが、このときは、本誌にURLを記載するのではなく、「本誌にダウンロードカードを付属する」という手段で、1冊ダメにするのを防いでいます。

 お隣さんにも「URL見られてダウンロードされたらどうするのか」ということを聞かれましたが、私にはサーバーセキュリティのスキルが無いのでそれはもう「来てくれている人の善意を信じる」ほかないかなと思いました。パスワードという手段も、時に双方の利便性を損ねる場合があるので…。


 課題だったのは、「ダウンロードカード」の体裁をとったことで、「本誌とそのカードに何のつながりがあるのか」をアピールできていなかったのではないかということです。

 絵が描いてあるわけでもなく、POPでの説明とカードに記載されたURLでは、売り子のほうに質問しないとカードがどういうものなのか伝わりづらく、コミュニケーションコストが発生しているという点で、見直す必要のあるものだったと思います。


3.コミックマーケット89

ぽよぽよ

 3回目となる今回では、これまでと毛色を変えて、はまっていたもの(「ねこあつめ」のまんぞくさんと「ぷちます!」)をテーマにしたイラスト集「ぽよぽよでいず」を頒布しました。A5、本文フルカラー、20P、頒布価格は300円でした。

 今回も、例によってPDFのダウンロードはあるんですが、「本誌にURL記載」「絵柄の異なるダウンロードカード」の2種類です。URL入力を簡略化するため、QRコードを使うようにしました。


 結果としては、頒布部数17部のうち、16部が出て、在庫は自分用の1部と事実上完売でした。しかし、ダウンロードカードの方は全くと言っていいほど出ませんでした。

 というのも、ダウンロードカードに、欲が出て「売上」を考えたような作戦で臨んだためです。

 ダウンロードカードは、1枚200円で、全4種/100枚のうち、出やすいノーマル2種/42、43枚、レア1種/10枚、Sレア/5枚(どれもPDFはダウンロードできる)という仕組みにしていました。前日に自分で試行して、あまりにレア以上が出ないので、全種セットを急遽メニューに組み込みました。

 今回ダウンロードカードにおける問題点は「追加の絵があるなら本誌に全部載せろよ」ということ、そして前回以上にカードが「得体のしれないもの」であったことだと思います。Sレアにはプリズム加工はしましたが、「ほぼ引けない」ものに手を出すことはきっとないでしょう。早い話、


本誌に使える素材があるのに、出し惜しみするなよ


ということです。


技術書とイラスト集では、求められる価値が違う

 最初2回は「技術書」、今回は「イラスト集」を頒布したわけですが、「技術書とイラスト集では、求められる価値が違う」と感じました。初回はPDFは頒布しなかったので参考程度ですが、技術書は「ソースコードをコピペできる」「参照したいページを開きっぱなしにできる」など、PDFあるいは電子書籍で読むことに利点があるものです。

 いっぽう、イラスト集は、描いてある絵のタッチなどにもよりますが、「紙ならではの発色」「印刷された状態での、絵と紙のマッチング」など、現物がより価値を持つものです(イラスト集を「資料」として使う場合はPDFのほうが利点がある)。

 次にサークル参加するとき、また、自分の仕事(書籍制作)でも、「書籍のジャンル、媒体による価値の違い」は、意識していこうと思いました。


同人誌作成に使ったツールなど

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