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【InDesign】コラージュ風画像をDTPアプリケーション3種でも作る―その2「InDesign編」

公開日:2013年8月18日 

Fireworks Maniaの「Fireworksですぐに作れる!かわいいコラージュ風パーツの作り方」を見ていて、DTPツール3種でも同じことできるかな? と考えました。第2弾の今回は「InDesign」で作成します。

1.画像を配置

command+dで画像を配置します。

ファイルをInDesignに配置1

2.画像のきりぬき

配置した画像を選択し、[オブジェクト]メニューの[クリッピングパス]から[オプション]を選択します。

[クリッピングパス]から[オプション]を選択

[クリッピングパス]ダイアログを表示し、[タイプ]に[エッジの検出]を選択します。[しきい値]をいじればエッジの検出具合が変化します。

[プレビュー]にチェックを入れて確認して、[OK]を選択します。これで切り抜きは完了です。

▼[クリッピングパス]ダイアログ

[クリッピングパス]ダイアログ

▼切り抜き完了

切り抜かれた

3.コラージュ風になる効果を適用する

切り抜いた画像に効果を適用します。まずは画像に白い枠をつけます。

コントロールパネルから、[fx]をクリックし表示されるメニューから[光彩(外側)]を選択します。

[光彩(外側)]を選択

[効果]ダイアログを表示します。[描画モード]は[通常]、[不透明度]は[100%]、[オプション]の[スプレッド]は[100%]に設定します。

[光彩(外側)]の設定

画像に枠をつけました。

画像に枠をつけた

続けて、影をつけます。コントロールパネルから、[fx]をクリックし表示されるメニューから[ドロップシャドウ]を選択します。

[ドロップシャドウ]を選択

[効果]ダイアログを表示します。[位置]は[距離][Xオフセット][Yオフセット]はそれぞれ[0]に、[オプション]では、[その他の効果に従う]にチェックを入れておきます。ここにチェックを入れておくことにより、先ほど作成した白枠([光彩(外側)])の数値が変動しても、その状態を基準にドロップシャドウが追従します。

[ドロップシャドウ]の設定

影をつけた

4.オブジェクトスタイルへの登録〜使い回し

ここまで完了したら、グラフィックフレームを選択した状態で[オブジェクトスタイル]パネルメニューから[新規オブジェクトスタイル]を選択します。

新規オブジェクトスタイル]を選択

[新規オブジェクトスタイル]ダイアログを表示します。[基本属性]は特に使用しないので、全てチェックを解除します。[効果]には、先ほど設定した[光彩(外側)][ドロップシャドウ]にチェックを入れておきます。

[選択範囲にスタイルを適用]にチェックを入れると、スタイルが登録されると同時に選択したオブジェクトにスタイルが適用されます。

オブジェクトスタイル設定

スタイルを作っておけば、他の画像にも使い回すことができます。ただし、クリッピングパスでの切り抜きまたはPhotoshopでの切り抜きはしておく必要があります。

他の画像にもスタイル適用



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