公開日:2012年8月7日
選択ツールを操作しているときに、コントロールパネルの真ん中あたりに、オブジェクト選択に関わる4つアイコンが並びます。
テキストフレームまたはグラフィックフレームを選択時には、「内容を選択」のアイコンが点灯します。これをクリックすることで、フレーム内のオブジェクトが選択されます。
フレームの内容が選択されている時には、「コンテナを選択」のアイコンが点灯します。これをクリックすることで、フレーム自体が選択されます。
この中では、「前のオブジェクトを選択」「次のオブジェクト」は便利でした。オブジェクトを選択している状態で、それぞれアイコンをクリックすることで、前あるいは次のオブジェクトを選択することができます。マウスを移動する手間が省けるので、ほんの少しですが作業時間の短縮につながります。
実際役に立ったのは、以下のようなケースでした。
・テキスト中に、インラインオブジェクトが挿入されている
・そのオブジェクトに一括のサイズ変更ではなく、個別のサイズ変更の指示が入った
実際にどう対処したかというと…
上図①~③の処理を繰り返しました。
また、「前のオブジェクトを選択」「次のオブジェクトを選択」にはショートカットを割り当てることができるので、実際の作業時にはショートカットを設定していました。(これでもう少し作業時間が短縮できます。)
テキストに流れている順に選択してくれるので、どちらかといえばテキスト中のオブジェクトを選択するのに向いた機能です。
サイズ変更に関しては、デフォルトでショートカットが設定されています。このショートカットの動作は、グラフィックフレームに対して行なえば、フレームごとサイズが変わるので、個人的にはかなり便利なショートカットだと思っています。