公開日:2014年6月19日 最終更新日:2017年8月2日
Twitter経由でみかけた暇人速報の「 【助けて!】文化祭のポスター作ったんだけど、何かダメ・・・」というスレッドおよびその中で提案された例を見ながら、自分で作ることが、デザインを考える際にすごくためになると思いました。
文化祭ポスターで重要視したい要素として、ざっくり分けると「目に止まるか」「何を伝えたいのか」「何の活動なのか」があります。
スレ主は「何かダメ」ということで助けを求めています(少なくとも目には止まるものだと思いますが、何を伝えたいのかはちょっと不鮮明です)。この「何かダメ」を言語化して、よりよう方向にもっていけるよう助けるのが「デザイン」の役割のひとつです。
自分が高校性のころ、ここまで考えてたかなーと当時を振り返って思いました。
天文部のポスターなので、「宇宙」か「天体」をメインイメージにします。
まずは「宇宙」を想定してこんなイメージを作りました。
「機動戦士ガンダム00」のGN粒子をイメージして作った物ですが、どうにも色味が緑はなかろう…と色を「冷たい宇宙」を感じるように青っぽく変えました。
未来っぽさを出すために、こんなオブジェクトを追加します。半円に対し3D効果を「ワイヤーフレーム」でかけます。
文字を配置し、サイズや詰めを適宜設定します。
▼回数を目立たせるため、「第」「回」を数字より小さくした
▼キャッチコピー
▼という具合で完成したのがこちら(画像クリックで大きい画像が開きます)
もうひとつは、「天体」をモチーフとしたものです。
太陽系惑星をそれぞれ対応するサイズに置き換えて模式化、太陽、地球、月にはワンポイントで対応する色をつけています。火星-木星間にはアステロイドベルトを配置して、空間を埋めています。
こちらは、スレッド主の案が意図した物であろう「形でそのものを表す」を活かす形で進めました。
大変このスレッド面白かったのですが、クオリティの高いものをアップしているのに「本気出して作ってみた」という言葉がちょっと引っかかりました。
「本気」なのに「●●してみた」なの?と。せっかくの本気を自分で薄めることないのになぁ〜とオジサン思いました。もしかしたら「●●してみた」って定型文なのかしら…