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【DTP全般】2018年締めくくりに送る、地味だけど作業が捗るtips3選

公開日:2018年12月31日 

 2018年締めくくりに、地味だけど作業が捗るtips3選をお送りします。内容はInDesign(段落境界線、テキスト変数)、Photoshop(テキストレイヤー)です。

 残念ながらIllustratorに関してはめぼしいものを見つけることができませんでした…

1.段落境界線の設定だけ引き継いで、スタイルの数をあまり増やさないようにする(InDesign)

本文と同じ書式で、違いは段落境界線の有無のみ
本文と同じ書式で、違いは段落境界線の有無のみ、という場合どうしていますか?

 [段落スタイルの編集]で[段落境界線]の線幅やオフセットだけ設定して、線自体は引かない状態(①)にしておきます。

 そのスタイルが適用されている段落で[段落境界線]ダイアログを開くと、線幅やオフセットの数値は①の状態を引き継いでいるので、ダイアログ表示後[tab]→[スペースキー]で[境界線を挿入]にチェックすれば簡単に段落に下線を引けます(②)。

線幅など設定し、[境界線を挿入]のチェックは無し

設定を引き継いでダイアログが表示される

 下線が必要な段落用にスタイルをもう一つ作ると、キーボードショートカットの枠を一つ使ってしまいますし、スタイル数が増えてくると「本文」「本文-ゴシック」「本文-下線」「本文-ゴシック-下線」…のように管理がきつくなってくるし探すのがめんどくさい。このtipsなら、どのスタイルでも段落境界線のショートカット([command+option+J]→[tab]→[スペースキー])で線を引けます。ただし、スタイル名に「+」がついてしまうのが気になる場合はおすすめできません。

2.テキスト変数を新規作成するときは元になるものから作る

 [テキスト変数]ダイアログでは、デフォルトでは「ファイル名」「ランニングヘッド・柱」「作成日」「修正日」「出力日」「最終ページ番号」「画像名」「章番号」の8つがすでに準備されています(アプリケーションデフォルトでこれらを削除していなければ)。

[テキスト変数]ダイアログのデフォルト

[テキスト変数]ダイアログのデフォルト

 例えば、「参照元を段落スタイルにしたテキスト変数を新規作成したい」という場合には、「ランニングヘッド・柱」を選択した状態で[新規]をクリックします(①)。

基準にしたい変数を選択して[新規]をクリック

基準にしたい変数を選択して[新規]をクリック

 [新規テキスト変数]ダイアログの設定は、①の設定を基準にして開くので、該当箇所だけ変更して[OK]をクリックして完了です(②)。

選択していた変数の設定が元になって新規作成される

選択していた変数の設定が元になって新規作成される

 まっさらな状態から作るのは[種類]から選んで進めないとならず面倒です。「デフォルトのものがダイアログに残っていると整理されてない感じがしてなんかイヤ」という方もいるかもしれませんが、テキスト変数はデフォルトのものをもとに作っていったほうがちょっとだけ楽ができます。

3.レイヤーサムネイルをダブルクリックでテキストレイヤーの中身を全選択(Photoshop)

 [レイヤー]パネルでテキストレイヤーのサムネイルをダブルクリックすると…

テキストレイヤーのサムネイルをダブルクリック

 そのレイヤーのテキストが全選択されます。

そのレイヤーのテキストが全選択される


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