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【編集】修正指示を入れるときに気をつけていること3つ

公開日:2015年6月18日 最終更新日:2015年6月22日

 たかが朱字されど朱字。修正指示の入れ方ひとつで、修正作業のスムーズさがぐっと違うはずです。(…あと作業者のモチベーションも)

 ここでは、主に文字修正に関する修正指示を入れる際、気をつけていることをあげていきます。


1.あまり細かく朱字を入れない

 これは以前の勤め先で教わった方法です。「むやみに赤い場所を増やさない」「修正指示が整理される」という点でいいなと思っています。ひいては修正漏れも減らせるんじゃないでしょうか。

 たとえば、こんな感じです。

細かくいれた朱字とまとめた朱字


2.一括で変更する部分はまとめる

 特定の語句をカッコでくくるときなど、一括で指示が必要な場合は多いです。

 都度朱を入れるのは、不要に赤い部分を増やしてしまい、本来であれば一番最初に確認できるはずの「一括で変更」ということが、最後まで修正指示を確認しないとわかりません。

都度入れた朱字の例


 マーカーでその語句に色付けしておいて、はじめのページに「マーカー部分は一括で●●に変更」「●●を一括でトル」と大きく書いておくとわかりやすいと思います。


3.きれいな字で書く

 私は字が汚いので、修正指示を入れるときはできるだけきれいな字で書くように心がけています。(そのせいでスピードが遅い)

 というのも修正作業をする人が外部のデザイナーである場合など、直接口頭でのやりとりができる場合ばかりではないからです。殴り書きの(もしくはそれに近い)指示だと、修正作業者が解読する手間がありますし、その確認のやりとりも手間となります。


 文字での指定で済むことを「読めない」「読みづらい」という理由であらためて口頭での確認が必要になるのは二度手間以上の手間です。何のために字を書いているのかわかりません。口頭でのやりとりはより複雑な修正にこそ必要と考えます。「自分が読めるからといって、相手が読めるとは限らない」のです。

 「どうしても字が汚くなっちゃう」という場合は、お互いに操作を覚えないといけませんが、読めないリスクは減るのでAcrobatやReaderを使って朱を入れるのがオススメです。


 朱字の入れ方はそれぞれとは思います。私は修正指示を出す側にも修正する側にもなるので(修正するほうが多いけど)、自分が修正指示をもらったときに「これは困る…」と思ったことをできるだけ排して修正指示を入れるようにしています。


AcrobatやReaderで朱を入れる方法リンク

・Acrobat

 PDFの注釈入門 アンテナハウス株式会社

 Acrobat/PDFを使った校正:未チェックの注釈のみ表示する – DTP Transit


 古いバージョンのAcrobatとReaderでやりとりする場合はAcrobat Help / [基本操作] Adobe Reader でも注釈を付けられる PDF を作成するにはを参照


・Reader

 無料の『Adobe Reader』でもPDFファイルに注釈が書き込める件について | ライフハッカー[日本版]


追記(2015.06.22)

 モーリさん のブログで紹介いただきました。金属活字で組版するとき、写植で組版するときは単語のかたまりではなく、その都度修正指示を入れる必要があったんですね。


 紙の印刷物で修正指示を入れるときに気をつけることが、21世紀に入って正反対に変わっちゃったということに気づいておもしろかった – in between days


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