公開日:2019年5月2日
せっかくKeyboard Maestroを導入したのに、これまでゲームやるのにしか※使ってなくて持て余していました。
※ボタンをクリックするのに疲れてきたら、「クリックする」を設定したキーボードショートカットで操作するようにしたり、特定のボタンまでマウス移動が面倒になってきたらその画像をもとにクリックする設定をしたり…
この状況はもったいないので、一番使うであろうInDesignからKeyboard Maestroを導入。メニュー操作からクリックなど、複数の操作をキーボードショートカットにまとめられるのが非常に便利です。例えば、InDesignのみでは「ショートカットでメニューを開く→決定」と2ステップ必要な操作も、一度に済ませられます。
1.メニューバーのアイコンをクリックし、メニューの[Launch Keyboard Maestro Editor]をクリック。
2.Groupsタブから任意のグループを選択※。[Macros]タブ下部の[+]からマクロを追加します。
※グループを新規作成して、「該当アプリケーションがアクティブなときにのみショートカットが有効」にすることも可能
3.エディタ右にマクロの編集エリアが表示されます。まずはマクロ名を設定。作例では[【サンプル】InDesignでテキストを表に変換]としました。
4.[Triggered by any of the following]のメニューから[This hot key]を選択。入力フィールドにフォーカスするので、任意のショートカットを入力。作例では、InDesignデフォルトの[表を挿入]を乗っ取るように[command+shift+option+T]としました。
5.[Will execute the follwing actions]の[New Action]をクリックすると、ウインドウ左に[Actions]タブが表示されます。
6.[Categorys]タブから[Interface Control]を選択し、[Actions]から[Select or Show Menu]をクリックし、編集エリアの[No Actions]にドラッグ&ドロップ。[Menu]から、対象アプリケーションとメニューをそれぞれ選択します。
7.「6.」までの設定では、InDesignで[テキストを表に変換]にショートカットを設定したのと同じ動きしかできないので、もう一歩進めます。[Interface Control]の[Actions]から[Type a Keystroke]を編集エリアにドラッグ&ドロップ。[Simulate keystroke]にreturnキーを設定します。
ここまでの設定で、テキストを選択した状態でショートカットを実行すると「選択したテキストを表組みにする」をショートカットのみでできます。表スタイルや区切り文字の設定はスキップすることになりますが、なかなか表スタイルでビシッと決められる表組みにはお目にかかれないので「表組みにする」ことを優先しています。