公開日:2022年8月22日
のっぴきならない事情からMacBook ProでInDesignを使わなければいけなくなり、内蔵キーボードでは各種スタイルに割り当てたショートカットが思うように使えないため、テンキーを導入しました。
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ところがこのテンキー、接続してもInDesignでは数字を入力することしかできません。なんてことだ…。 途方にくれているわけにもいかないので、解決策としてキーマップを変更するアプリを入れます。選んだのは定番の「Karabiner-Elements」です。
Karabiner-Elementsをインストールすると、「Karabiner-EventViewer」というアプリもバンドルされてきます。これを使って、どのキーが押されたのかを調べていきましょう。
このテンキーは、MacBook Pro(Mid 2014)との組み合わせにおいて、NumLockも数字と一緒に押されていることがわかりました。だからInDesign上でショートカットが効かなかったではないだろうか…という推測が立ちました。
上記の推測をもとにKarabiner-ElementsでNumLock無効化作業をしていきます。
Karabiner-Elementsを起動すると表示される[Karabiner-Elements Preferences]ダイアログから、下記の手順で操作します。
ここまで設定して、InDesignに戻ってショートカットを使ってみると、ちゃんと動くようになっています。推測は正しかったようです。やったぜ
Karabiner-Elementsを入れてそのままだと、JIS配列の内蔵キーボードはUS配列扱いになってしまって入力がおかしくなる※ので、JIS配列のキーボードとして再認識させておきましょう。
※「@」が入力できなかったり、+を入力しようとするとコロンになってしまったりする
しかし、結局テンキーを使うと想定以上に左手を動かす範囲が広がってしまい、かえって作業しづらい事態になってしまいました。最終的には、MacBook Proの内蔵キーボードの数字キーをfnキーと一緒に押すとテンキーの数字キーとして使えるような設定に変更。