公開日:2018年6月27日
倍率を指定してサブフォルダにアセット生成したいとき、ファイル名の方に倍率をかけたくなるのが人情ですが、ファイルの方に倍率を書くとファイル名の一部になってしまい、意図したとおりに画像を書き出せません。
それを回避するためには、例えば200% test/test.png
のように、フォルダに対して倍率を書く必要があります。
アセット生成で倍率を指定して書き出す場合、レイヤー名を200% test.png
のようにします。
ではサブフォルダに倍率指定して書き出すにはtest/200% test.png
とすればOK…
ところが
ピクセル数は変わっていません…
サブフォルダにアセット生成する場合は、ファイル名に倍率を書くと意図通りに書き出せず、サブフォルダ内のファイル名になってしまいます。
Photoshopのヘルプにはアセット生成時のレイヤー命名規則が載っているので、それを見て解決方法を探ると「アセットの初期設定の指定」にそれらしいヒントがあります。
“default 50% lo-res/
画像アセットを 50% 縮小して、ドキュメントのアセットフォルダーの lo-res という名前のサブフォルダーに保存します。”
ここから、「倍率はファイル名ではなく、アセット生成するフォルダの方に書けばOK」ということが読み取れます。
では、ヘルプにならってフォルダの方に倍率を書いた「200% test/test.png
」でアセット生成します。
意図通りに書き出すことができています。
フォルダに倍率指定してアセット生成したいときは、「フォルダ名に倍率を書く」で意図したとおりに動きます。ヘルプ見なかったら気づかなかったので、改めて思う説明書の大事さ。