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技術書典7(さ01D Taz Books)にてAdobe CC アンソロジー3[Adobe×○○○]を頒布した&DL版のご案内

公開日:2019年9月17日 

技術書典7お品書き

書籍情報

 今回は「Adobeと何かを連携して効率をアップしよう」のテーマのもと、
・XDによる制作を効率化するプラグイン
・AtomicDesignの思想をもとにしたファイル構成
・ExcelでIllustrator、InDesign用の原稿整理を楽にする
・Word原稿を有効に使ってInDesignでの手作業を少なくする
・InDesignで正規表現を使ってもっと効率化したい

の5本の記事で構成されています。XDでデザイン、IllustratorやInDesignで長めの文書を扱う方で、これらのテーマにビビッと来たらぜひさ01D Taz Booksをチェック!

 書籍版とダウンロードカードを持っていきますので、読書スタイルに合わせてどうぞ。

ダウンロード版の使用方法

 このたびは、技術書典7でTaz Booksにお越しいただきありがとうございました。ダウンロードカード版を購入された方に、PDFを読むための手順を記載していきます。

1.カードに記載されたURLにアクセス(QRコードを読んでも可。ただしこのあとzip展開でパスワードを入力するのでPCから入ったほうがスムーズかも)。[無料ダウンロード]をクリックします。

2.ダウンロードされたzipファイルをダブルクリックすると、パスワードを求められます(例はMac OS標準のアーカイブユーティリティ)。カードに記載のパスワードを入力し展開すると、その中にAdobe CC アンソロジー3のPDFが入っています。

 カード以外でもBoothにてダウンロードPDFの販売はしていますので、「ほしかったけど人混み嫌だなー」「池袋遠いわ…」などの理由でお越しいただけなかった方はぜひご利用ください。

会場、日程、頒布物仕様

日時:2019/09/22(日) 11:00〜17:00(11:00〜13:00の2時間のみ、入場に有料整理券が必要:1000円)

場所:池袋サンシャインシティ2F 展示ホールCとD(文化会館ビル2-3F)

サークルスペース:2F さ01D Taz Books

判型、ページ数:A5/96P

頒布価格:1000円(書籍版、ダウンロード版共に)
セット価格:1500円(書籍版&ダウンロード版セットの場合)

概要

第1章:プラグイン

 第1章のXDパートでは、「アートボードを整理したい」「アートボード名を変更したい」「テキストだけ抜き出したい」といった細かいながらも発生頻度の高い作業をパパッと終わらせるためのプラグインの実践&紹介。

 特に、Googleスプレッドシートからテキスト、画像を取り込んでレイアウトできるプラグイン「Google Sheets」は圧巻。

 第2章は、Atomic Designは、Atom(原子)、Molecule(分子)、Organisms(有機体)、Templete、Pageというように5つの単位に分けて、完成形たるPageを構築しようというデザイン理論です。この考え方に基づいてXDでのファイル構造をどう組み立てるか、という内容です。

 例えば、Atomと区分されたもの(ボタン、アイコン)のように小さい単位のものほど役割が少なく、ページ全体で見た場合は再利用の可能性が高いものとなります。

 実装のスムーズさや、修正が発生したときの手間の少なさなど、非破壊を意識したデザイン理論のような感じを受けました。書籍を作る際にも応用可能な考え方です。大量のページを組むために見出し、キャプションといったAtomにスタイルを多用するのも、考え方によってはAtomic Designかもしれません。

【著者tazさんからのコメント】SystemDesign において、DesignGuide は必須ではないかと思っています。部品の考え方は印刷でもWeb でも応用は効くんじゃないのでしょうか? デザインシステムは思想であって「こうしないといけない!」というルールではないと思います。ぜひ読んでみて下さい。

第3章:Excel 関数で原稿整理

 普段Adobeアプリを使っている人はOfficeにはあまり馴染みがないかもしれません。しかしOfficeにはIllustratorやInDesignなどで作業する前の下準備には便利な機能があります。第3章では、その中からExcel関数による原稿整理について取り扱います。

 オートフィルによる連番作成をはじめ、セルの内容を結合するCONCATENATE関数、複数ファイルの同じ位置から値を抽出するINDIRECT関数などを実践します。この章を読めば、DTPerが喜ぶExcel支給データを作れますよ!

【著者茶生さんからのコメント】名刺や商品パンフレットの定型フォーマットのデータの流し込みはDTPer が携わる頻度の高い業務の一つです。大量のデータをひとつずつコピペしていると残業時間は増えるし、ミスも増えるしいいことはありません。今回は原稿整理で使いやすい関数を上げていきました。関数についてお知らせしたかったので、Excel の基礎的な使い方は省いています。
難しいと感じた方はブログ記事や書籍を参考にしてください。関数についても検索するとより詳細な情報が出てくると思います。

第4章:DTPer のためのWord原稿活用術

 第4章は、InDesignの作業を楽にするため、Word原稿を有効活用しようというテーマです。

 DTPをしていると、Word原稿は作るよりもらうことの方が多い(はず)です。しかし、「ルビや蛍光ペンなどでデコレーションされてくる。その時間があるなら目印だけつけてこっちにほしい」「太字、斜体はInDesign に書式がないから使われても…」「大抵スタイルとか設定されてないからテキストでいい」といった理由で結構嫌われることも。

 とはいえ、表組み、画像、ボールド、ルビなどが多い場合、テキストファイルをInDesignに配置してから整えるのは大変です。

 Wordのスタイルや検索置換と、InDesignで適切にWordを読み込む設定をすれば、上記のうちかなりの工程を一気に完了できます。

 特に、Wordでおさえておいたほうが便利そうな機能を中心に書いているので、Word原稿をどう扱おうかお悩みのDTPerはぜひお立ち寄りください。

【著者よそいちのコメント】「InDesign での作業を効率化するために、Word の一部の機能だけでも把握しておく」ことを意識し、Word の操作について多く書いています。多く、ということですが一人で書籍全体の半分以上を占めているという…

第5章:InDesign逆引き正規表現Tips

 第5章では、InDesignを例に「正規表現で●●したい」を取り扱っています。

 昨今のDTPでは、正規表現によるテキスト整理やスタイル適用の自動化は重要なスキルの1つです。

とはいえ、正規表現は「何ができるか」「何をしたいか」が決まっていないと難しいもの。この章は「正規表現で○○したい」の事例を挙げた上で仕組みを解説しているので、初めての人でも安心です。InDesignを実践例としていますが、正規表現は細かい違いこそあれプログラミング言語やテキストエディタでも使えるので、非常に応用の幅が広いです。この章を読めば正規表現の魅力にきっとハマる!

【ゲスト著者Yusuke S. さんからのコメント】正規表現による効率化はDTPにおける生命線のひとつです。それを初学者のかたにもなんとか実務で役立てられるような内容に落とし込みたいと思って執筆しました。
あまり多くの例を載せられなかったのが心残りですが、奥深い正規表現の世界を楽しんでもらえたら幸いです。

委託本

「InDesign × Google Apps Script―ルビ振りAPI編」 title=”「InDesign × Google Apps Script―ルビ振りAPI編」”>

 DTPerのスクリプトもくもく会さんより、「InDesign × Google Apps Script―ルビ振りAPI編」を委託頒布します。

 Google Apps ScriptとWebAPIとの連携により、Yahoo!が提供するルビ振りAPIを使ってInDesign上のテキストに対して学習学年別にルビを振るスクリプトの開発過程から実践を記載。

 文章中の漢字はルビを学年別にJSONで取得しています。Google Apps ScriptとInDesignの連携に興味のあるDTPer必見!

詳しくは

技術書典7にて初の同人誌を委託販売します – DTPab


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