公開日:2017年11月9日
(2018.01.29修正).emfはInDesignにそのまま配置できるのでタイトルを変更しました
支給される画像が、たまに全て.emfのときがあって、それを一つずつアクションで保存し直すのが面倒なのでスクリプト書きました。
類似例に.wmfがありますが、こちらはIllustratorで開くとド派手に見た目が崩れることがあるので、直接PDFにしてしまう方が安全です。
Illustratorでスクリプトを実行する(ドキュメントは開いてなくても大丈夫)と、フォルダを選択するダイアログが表示されます。そこでemfファイルの入ったフォルダを選択すると、emfファイルのある場所に同名のaiファイルが保存されます。
//emfバスター
//選択したフォルダのemfファイルをただひたすらにai保存するスクリプトです。
//保存オプションを設定。Illustrator17はCCで、18以降は互換性のプロパティとしては無いみたい
var SaveDoc=new IllustratorSaveOptions();
with(SaveDoc){
compatibility=Compatibility.ILLUSTRATOR17;
compressed=true;//「圧縮の使用」の有無を指定。trueはチェックあり。falseはチェックなし。
embedICCprpfile=false;//「カラープロファイルの埋め込み」を指定。trueはチェックあり(埋め込む)。falseはチェックなし(うめこまない)。
embedLinkedFiles=true;//「配置した画像を含む」の有無を指定。trueはチェックあり(画像が埋め込まれる)。falseはチェックなし。
fontSubsetThreshold=100;//フォントの埋め込み。100が原則。
pdfCompatible=true;//PDF互換の有無。trueが原則。falseにすればaiファイルの容量は軽くなるが、出力/印刷に適さない。
}
//フォルダ選択ダイアログ表示~処理
var fldObj=Folder.selectDialog(".emfのあるフォルダを選択してください");
var fileList = fldObj.getFiles();//ファイル一覧
for(var i=0; i < fileList.length; i++)//フォルダの中にあるファイル数分繰り返す
{
if(fileList[i].name.match(/.emf/g)==null){
//ファイル拡張子が.emfでない場合はスルー
}else{
app.open(fileList[i]);
app.activeDocument.saveAs(fldObj, SaveDoc);
app.activeDocument.close();
}
};