公開日:2017年12月2日
文字前/文字後のアキ量は、スクリプトではleadingAki、trailingAkiで設定します。
これらは、オブジェクトモデルビューアで見るとnumberとなっています。つまりスクリプトでは数値を入力して制御するということです。
戸惑ったのは、InDesignで普通に操作するときはリストから選ぶにもかかわらず、スクリプトでは数値制御という点です。文字の前後を2文字以上空けたいときには、スクリプトを使うといいかもしれません。
ただ、リストに対応した数値でないと、文字前/後のアキ量は「自動」と表示されます。
セルの高さの最小限度値が1.058mm未満にできる等、スクリプトだと限界突破できる数値がいくつかあるみたいですね。
//文字を1文字選択した状態でスクリプトを動かしてみてちょ
var doc=app.activeDocument;
var cha=doc.selection[0].characters[0];
//leadingAkiは文字前のアキ量、trailingAkiは文字後のアキ量
//リストからではなく数値で指定する
/*
-1;自動
0;アキなし
0.125;八分
0.25;四分
0.5;二分
0.75;二分四分
1;全角
2とか5も指定できる。でもリストには「自動」と表示される
*/
cha.leadingAki=0;
cha.trailingAki=0;