公開日:2014年9月5日
カリグラフィブラシを除くIllustratorのブラシに色を付けるときは、ブラシに登録したオブジェクトのスミ濃度が基準になります。
色を付けられるようにするには、ブラシオプションダイアログで、[彩色]を[淡彩]に設定します。(CS5までは[色合いをつける]、画面はIllustrator CS6の[アートブラシオプション]です。)
「後から色を変える」という修正は当たり前に発生するので、ブラシに登録するオブジェクトはスミ1色で作成しておいたほうが安心です。
考え方は、配置したグレースケール画像に色をつけるのを思い浮かべるとわかりやすいと思います。
CS6から[彩色]の表記が[淡彩]になりましたが、[色合いをつける]の方が意味はわかりやすかったように思います。[淡彩]って何か薄い色しか付かないような感じを受けてしまいます。スミ濃度に応じて色が付くので、決して間違いではないんですが。