トップページ » Illustrator » 【Illustrator】「トリムマーク」効果でトンボを作成している場合「パスの削除」するときには注意
公開日:2012年10月23日 最終更新日:2013年3月13日
先日入稿前のデータ整理の際、「パスの削除」を行ったらトンボまで削除されてしまいました。自分の不注意と合わせて少々ヒヤッとする挙動だったので、メモします。
まず、入稿前にチェックする手順は、以下1.〜4.の順に行なっています。
1.天地左右センターの確認
2.「分版プレビュー」パネルで、スミ抜け等が無いかを確認
3.不要なスウォッチ、ブラシ、シンボル、各種スタイルを削除
4.「パスの削除」で、孤立点、空のオブジェクト、テキストを削除
IllustratorはCS4から、トンボを作成する方法が2つになっています。
この方法は、CS3までと同じ方法です。(ただしこの方法は別途、Adobeのプラグインを指定のフォルダに入れる必要があります。詳細は下記のリンクから。)
Win版:http://www.adobe.com/support/downloads/detail.jsp?ftpID=4618
Mac版:http://www.adobe.com/support/downloads/detail.jsp?ftpID=4617
普段は、「②メニューバーから「効果→トリムマーク」で作る方法」でデータを作っています。
Aiまたはeps形式で入稿する直前に孤立点、空のテキストオブジェクトを削除するために行う「パスの削除」。この機能と、トンボを②の方法で作成した場合に、発生した挙動です。
「パスの削除」のチェックボックスのうち、「塗りのないオブジェクト」にチェックを入れて、OKを押したら、トンボまで削除されてしまいました。
確かに作例では、「効果→トリムマーク」を設定したオブジェクトは、塗りも線も「なし」なので、この挙動は不自然なものではありません。しかし、通常トンボを作成する場合、元になるオブジェクトは線も塗りも無しにしておくことが多いです。
「パスの削除→塗りのないオブジェクト」でトンボまで削除されてしまうことに対しては、「①の方法でトンボを作る(線オブジェクトとしてトンボが作成されるため、変にいじっていない限りは「パスの削除」の対象外)」か、「②の方法でトンボを作り、そのオブジェクトをロックしておく」で回避できます。
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