トップページ » InDesign » 【InDesign】選択文字列にパーレン(かっこ)を付加するスクリプト「カッコつける」
公開日:2017年3月15日 最終更新日:2019年6月6日
一括置換できる場合はそうでもないですが、文字をパーレンでくくるのは地味に面倒な作業です。どうしてもピンポイントで(しかも何箇所か)パーレンをつけないといけないとき、単語じゃなくて文章を囲むときなどはキーボードを打つのが少々億劫になります(見ればわかるとはいえ全角/半角打ち間違えたり、「かっこ」で変換してなかなか目的のパーレンにたどりつけなかったり)。
これらの状況を少しでも楽にしたいので、選択文字列にパーレンを付加するスクリプトを作成しました。ただ、パーレンの種類が自分の仕事で主に使うものに偏っているのはご勘弁ください…
コレで単語1個あたり1秒くらい早くできるかもしれません(「かっこ」で変換して対象文字を中にコピペする手順と比べた場合)。実戦投入が楽しみです。
1.任意のテキストを選択します。
2.スクリプトを実行します。テキストを選択している場合、付加するパーレンを選択するダイアログが表示されます。この中から選択したパーレンで文字列がくくられます※。作例では上から2番目の「」ボタンを選択しています。ちなみにデフォルトでは3番目に選択された状態です。
選択するボタンはラジオボタンなので、Windowsを使っている場合「↑」「↓」キーでフォーカスを移動できます。
※本文でのパーレン入力を想定しているので、パーレンは全角です。プログラムなど、半角パーレンを求められる場合の使用には、当スクリプトを使用後、[検索/置換]で該当箇所を半角化するなどの対処が必要になります。
「何も選択していないとき」「テキストフレーム内にカーソルを立てただけのとき」「テキストフレームそのものを選択しているときにはアラートが出て中断します。
スクリプトは都度実行する必要がありましたが、こちらはパネルなので常駐できます。
といっても、スクリプト版にショートカットを設定しておいたほうが操作性は良好かもしれません。
2018.06.02:V2 カッコの種類に【 】、〈 〉、《 》を追加
2018.09.05:V3 カッコを付加したあとに、それも含めて文字列が選択されるように修正
InDesign CC 2015~2018に対応しています。
スクリプト版同様、パーレンでくくりたい文字列を選択して、パーレンの種類をクリックします。
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