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【InDesign】段落境界線で対処しきれない見出しに関する考察

公開日:2013年3月9日 最終更新日:2013年3月13日

見出しを作る際に、InDesignの段落境界線を使用すると、「テキストに連動して動く囲み」を付けることができます。この機能を使えば、見出しの前後で行数が増減した際に対処が簡単にできます。

しかし、例えば「見出しの背景が写真」「何本も下線がある」というケースなど、段落境界線の機能で対処しきれないような飾りで見出しを加工しなければならない時はどうすればいいかいつも悩んでしまいます。

以下の方法が考えられますが、結論としては「どれも一長一短」です。

【A】飾りは別に作成し、見出しテキストの背面に置く

最も単純な解決法だと思います。特別な操作は必要なく、見出し用の飾りを最背面に配置すれば完了です。

【メリット】

・操作が簡単

・柱にテキスト変数を使うことで、テキスト内容と連動できる

【デメリット】

・行の増減に対応するには、飾りオブジェクトを個別に移動しなければならない

・オブジェクトの移動し忘れによるトラブルが考えられる

・テキストかオブジェクトか、選択しづらい(Command/Ctrl+クリックで「背面オブジェクトを選択」はできるが)

【B】飾りは別に作成し、下に別レイヤーを作成しそこに配置する

【A】の方法をマイナーチェンジした方法です。最背面に配置するのではなく、見出し用のレイヤーを下に作り、そこに配置します。

【メリット】

・操作が簡単

・柱にテキスト変数を使うことで、テキスト内容と連動できる

・レイヤーで管理できるので、オブジェクトが選択しやすい。飾りをまとめて削除・表示/非表示にもできる

【デメリット】

・【A】ほどではないが、行の増減に対応しづらい(【A】で起こりうるリスクを軽減はできる)

【C】飾り・見出しテキストをillustartorで作成し、インライングラフィック→アンカーオブジェクトとして配置する

飾り・見出しテキスト共にIllustratorで作成し、画像として本文に組み込む方法です。操作としては【A】【B】より煩雑になりますが、オブジェクトスタイルの利用で楽に操作できます。

【メリット】

・本文中に挿入するので、行の増減に対応しやすい

【デメリット】

・操作が煩雑

・見出しが多い場合、修正が面倒(アプリケーションの行ったり来たりも面倒。「元データを編集」で少し楽ができる)

・テキスト変数で柱と見出しのテキスト内容を連動できない

【D】飾りを別に作成→見出しのスタイルを適用したテキストと重ねる→インライングラフィック→アンカーオブジェクトとして配置する

最も煩雑な方法です。見出し一つ作成する時間はかかりますが、2つめ以降はオブジェクトスタイルとライブラリを用いることで省力化ができます。この際、[環境設定]で、[組版]から、[テキストの回り込み]の、[テキストの背面にあるオブジェクトを無視]にチェックしておきます。

手順は、①飾りの作成→②見出しに適用する段落スタイルの作成→③①と②を重ねる→④アンカーつきオブジェクトを挿入

ただし、そのまま挿入しても、柱のテキストが変化しません。そこで、このタイプで見出しを挿入するためのマスターを、別途作成します。

【メリット】

・本文中に挿入するので、行の増減に対応しやすい

・テキスト変数で柱と見出しのテキスト内容を連動できる

【デメリット】

・操作が煩雑

・テキストフレームとグラフィックが分かれているので、テキストが選択しづらい

・この方法で見出しと柱のテキストを連動させるには、マスターを追加で作る必要がある(工数が増える)

なかなかどれを使うか悩みどころです。【D】の方法は修正に強そうです。

・使用したInDesignデータ(CS4)のダウンロード(13.2MB)

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